- ドラえもん短編第30巻第10話『ホンワカキャップ』(9頁、70コマ)
- 小学五年生1983年11月号『ホンワカキャップ』(8頁、59コマ)
- [道具]
- [要約]
いつものようにいじめられて帰ってきたのび太は父親と客がビールを飲んで上機嫌なのを羨望し、ドラえもんに、自分も酔っ払ってみたい、と要望し、ホンワカキャップ*を貸してもらった。これを「ENYA-Cola」(コーラ)の容器に付け、これを通してコップに注いだものを飲むと、酒を飲んだみたいに気分がよくなるが、すぐに元に戻る。これをしずかの家に持参、3人で宴を楽しんだ。2人は酔った状態で帰る途中、ジャイアンとスネ夫に会い、迂闊にもホンワカキャップを貸してしまう。その直後に酔いが醒め、貸した事を後悔する。ジャイアンとスネ夫の2人は早速「ENYA-Cola」や「LEMON」(サイダー)を購入、ジャイアンの家で宴を始める。酔いが回った処でスネ夫は強気に、ジャイアンは弱気になり、スネ夫はジャイアンに、これまで奪った玩具等を元の持ち主に返還することを迫った。ジャイアンとスネ夫はのび太の家に行き、ホンワカキャップや、これまで奪った玩具等を返却した。のび太は、この途中で酔いが醒めた後のことを案じた。