- てんとう虫コミックス・短編第13巻第21話『ハロー宇宙人』(170頁)
- 少年サンデー増刊1976年8月号『ハロー宇宙人』
[説明]「円番さん」は空飛ぶ円盤のマニアで、スネ夫から得たUFOの情報をメモに記録したり、地図に航路を記したりしている。そして、カメラを常時持って、UFOの写真を撮るようにと、スネ夫をいつも激励している。
空飛ぶ円盤:英語の未確認飛行物体であるFlying Discの日本語訳である。今日では同じ意味を持つFlying Saucerの訳語として定着した。しかしながら、現在では、未確認飛行物体はUFOという名称に変更された。Flying Saucerという名称は、1947年6月24日に起きた米国の実業家、ケネス・アーノルドの目撃をきっかけに生まれたものである。アーノルドは自家用機を操縦している最中に、当時としては信じられないほどの高速で、艦隊飛行を行う九個の物体を見たという。それについて新聞記者に語る際、水面を受け皿(Saucer)が撥ねながら、飛んでいくような独特の飛び方をしていたと語ったことから、この名前が生まれた。アーノルドは形状についてSaucerと述べたのではなかったが、この言葉をきっかけに円盤形の飛行物体というイメージが定着することになった。宇宙人の乗り物・宇宙船というイメージが強いが、本来はそういう意味に限らない。現在ではあまり使われなくなった言葉ではあるが、円谷プロ作品では、「UFO」の意味で作中によく使用されている(ウィキペディアによる)